Sam Harris 「The Middle of Somewhere」

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published by Ceiba Foto, 2015, edition of 600,

 ロンドン出身のSam Harrisの写真集が凄い。愛らしいデザインの布袋に包まれた写真集を開くと、そこにはリバーサルフィルムのベルビアを思わせる鮮やかな色彩の世界が広がる。作家は子供が生まれたことを契機に、それまでのロンドンでの生活を捨てて、家族で旅を始めた。旅先のインドでは次女が生まれ、その後も旅を続け定住したのはオーストラリア、車で通り過ぎれば20秒もかからない小さな村、そこで自給自足の生活を続けている。
 妻のYael、長女のUma、そして次女のYaliと暮らす毎日。写真家が私的な関係を作品にすることは珍しいことではないかもしれないが、とにかく写真が美しい。その美しさは素直に生活の、大きいテレビや高級な車があるような豊かさとは別の、精神的な充足を観るものに感じさせてくれる。次女のYaliが転けたり、怒られたりのドジッ子っぷりで可愛い。長女も可愛らしさを残しつつも成長期における精神的な複雑さを時折、表情に浮かべる。
 写真集のつくりがソフトカバーなものの、ページを捲ると技ありの工夫があったり、決して簡素な作りでないところにも好感がもてる。もし2015年の間に、この本に出会っていたなら間違いなく2015年のベストの一冊にいれたはず。お薦め。
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by atsushisaito | 2016-03-12 18:35 | 写真集 | Comments(0)
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