2016年 01月 25日
明石
徳島で宿泊したのは東急REIホテル。REIってちょくちょく見かけるけど、どういうのかなあと思っていたのだが、東急が展開するホテルブランドの中のビジネスホテルタイプがREIなのね。セルリアンとかがハイクラスで、エクセルがミドルという形。なので、キーもカードタイプではなくシリンダーでちょっと持ち歩くには不便なタイプ。
酔っぱらって寝るだけなので、部屋は特に期待してなかったが別に不便でもなく、快適に過ごせた。そごうに隣接しているので着替えもすぐに買いにいけたり。
朝食もなかなかの品揃えで、でもせっかくうどんコーナーがあるんだったら、鳴ちゅるうどんにしてほしかったなあ、といった思いもありつつ、讃岐うどんをいただいた。
徳島で泊まるには、まあ無難なのかなあ。しかし、駅前の方のサンルートには最上階に大浴場があるので、そっちもいいかも。
徳島からバスで淡路島経由の舞子、そこから電車で明石へ。駅から明石城が見えるという素敵な駅。南口の方が繁華街だというので、行ってみるとあるわあるわの明石焼きのお店。魚の棚商店街をうろうろすると活きのいい魚が並べられていて、本当に美味しそう。明石では昼網といって、セリが昼から行われるという。ぎりぎりまで活かせてセリに出すので、商店街に並んでいる段階でも、まだ活きているものが多い。魚屋では、タコが飛び出して道に落ちたのを、お店の人が戻していた。あのタコ、さぞかし旨いだろうなあ。
というわけで明石焼きを食べることにしたのだが、店が多くてどこがいいのか分からない。活気がありそうなたこ磯というお店へ。明石では明石焼きとは呼ばずに、玉子焼きと呼ぶ。ちょっと高いなあ、と思いつつ700円の玉子焼きを注文した。ほどなくして、玉子焼きは登場したのだが、量が多すぎた。いや、大した量ではないのだけど、ただただこれだけを食べ続けるには、量が多かった。なぜか片方の足が高く、傾いた台がなかなかに迫力があって、今思えばたった15個の玉子焼きではなるけれど、とても威圧的に感じた。
たこ焼きとは違い、明石焼きは出汁につけて食べる。でも、つけないでそのまま食べてもふんわりと美味しい。玉子焼きは出汁をつけずとも旨いのだ。タコもほどほどに主張してくれる。逆にいうと出汁をつけても、それほど大きく味わいが変わるわけではない。旨みは増すのだが、方向性は同じ向きの足し算なので、あってもなくてもいいかなあ、と。そのあたりたこ焼きとは違う。添えられる薬味の三つ葉がその答えなのかもしれない。
明石駅の近くにいたワンちゃんが、とても可愛かった。