2015年 11月 13日
旬味酒好 かん@宮城県仙台市
たまに裏切られることもあるけれど、地方の酒場を探すときに頼りになるのはやはり太田和彦先生。居酒屋味酒覧(タイトルはセンスなし、、、)掲載店。ビルの2Fにありなにも知らないと、ふらっと偶然入るということは、まずない感じ。
扉を開けると、意外と明るい雰囲気。カウンターは5,6人くらいで一杯になる長さで、あとはテーブル席が2つの小さいお店。さっそくメニューを拝見させてもらうと、どれも旨そうなものばかり。お酒は本日の一杯を。一人一杯500円のサービス価格で飲める。宮城のお酒 鳳陽。お手伝いの女の子が入れてくれる。バイトの子だと思うのだけど、丁寧な接客でなんだか感心してしまった。たぶんマスターの人柄の良さが、通じてるのだろうなあ。
お通しは3品。ゆっくりとそれらをいただきつつ、お酒を舐める。ショーケース内の鱈の白子がよさそうだったので、焼いてもらった。とろっと濃厚で美味しい。冬の到来を告げる一品。お酒を墨廼江の純米吟醸から川口納豆といただいて御馳走さま。地元にあったら絶対常連になってしまうようないいお店だ。
ちなみに川口納豆というお酒は、川口納豆という会社が育てたお米を醸したお酒で、納豆の味がするわけではない。酸味が少し強いなあという印象。
こちらは、毎晩、ホテルで飲むお酒を買いに行くスーパーで買って食べてた、はらこ飯。毎回、お店で飲んだ後に寄っていたので、見切り品250円の格安で購入していた。飲んでるときにはお米はまず食べないのだが、これがなかなかおつまみによくて。
鮭に茹で汁でご飯を炊き、最後に身ほぐしたのを混ぜて、イクラをのせるというもの。見切り品ながら美味しかった。ちゃんとした料理屋さんで食べると、絶品なんじゃないかな。