鳥香@中井

c0016177_22243471.jpg

 近くて遠い中井。というのも中井を使う時って、大江戸線を使う時なのだけど、西武線の駅から乗り換えるときに踏切を挟んだお店がない方向に向かう動線なので、行きも帰りもどちらかというと、中井のあまり魅力のないところだけをみて通り過ぎてしまう。 もちろん住んでいる人にとってはそんなことないのだけど、乗り換えとして使っているだけでは、どうも散策してみよう、という気がおきずにそのまま電車に乗ってしまう、という。
 でも線路を渡ると、なかなかにディープな飲み屋や食堂が立ち並んでいて、面白い。面白いけれど、入るのに勇気がかなりいってしまうのは、やはり自分のよそ者感を強く感じさせられる土地柄のよう。それはやはり前述したように、乗換から見える風景が中井というイメージで固まっていて、どこか開いてはいけない側面に来ているのではと思わせられるという、まあよくわからない威圧感を感じながら、えいや、とここ鳥香へ。
 やはり常連さんのお店という感じ。でも入ってみれば、酒場。そこはさすがに場数を踏んでいるので、周りの人のお邪魔にならないように、空気と化しながら瓶ビールをお願いした。小芋の煮物をつつきながら、焼き鳥をお願いする。 レバ、スナギモ、ハツ、ナンコツなどなど。 マスターが威勢のいい感じで、ちょっと怖いかなと思うも、こちらへ気を使ってくれるのがわかる。 
 酒の肴にされているだけかもしれないが、お客も気を使って話をふってくれて、この小さい酒場で、妙な一体感を感じられて不思議。最後に鳥と豆腐の煮物。 鳥スープに大きな豆腐と鶏肉。 あっさりながら鳥のこくが効いたスープで旨い。 もう一本ビールを飲んでご馳走様。
 また来ます、と言ってしまった手前、また来るしかないなあ。
by atsushisaito | 2015-01-17 12:23 | 飯@中井 | Comments(0)
<< 米清あら川@富山 深瀬昌久 Masahisa F... >>