角田和夫 Kazuo Sumida 「土佐深夜日記 Tosa late night diary」

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published by Cureo , 2014,

面白い! あとで中身について少し書きます(といいながら書かないことが多い、、、)。

 書きます、と書いしまってから書かないことについての罪悪感が肥大してきたので、少しだけ。写真集巻末の著者のあとがきが全てを物語っているので、ぜひ購入してそちらを読んでもらえれば、と思います。
 写真は1984年から89年に高知で撮られたもの。ゲイであった叔父の夜の生活を赤外線フィルムとストロボで撮影。写真のざらりとした質感からは、同じく赤外線フィルムで撮影していた吉行耕平の「公園」を思い出させられる。「公園」の発行が80年、もしかしたら影響は少しはあったのかもしれない。 夜の街の人々を刺激させないように、という選択から選ばれた赤外線フィルム、専用のストロボの光を実際に見たことがないのだけど、吉行耕平のインタビューでは、パトカーや救急車がぬらっと横を通った感じの光なんだとか。
 吉行耕平は盗撮なので、周囲の人が撮られたことに気付かないということは当然な選択だったのかもしれないが、当時、東京新宿などでは夜の闇をストロボの光で切り裂くように、煌びやかな夜の住人達がフィルムに焼き付けられていたが、地方の保守的でもある土佐、つまり高知県のゲイバー界隈でそのような行為はご法度だったのかもしれない。
 構成が変で面白い。というのも、主人公である叔父はアルコール中毒の末に亡くなってしまうのだが、構成の途中で亡くなったときの流れが挿入されて、そしてまた普通に生前の生活が組まれている。このあたりは、どういうことなのか聞いてみたい。 
 海外のギャラリーで取り扱いがあったりしていて、僕が知らないだけで普通の人は知っている作家さんなのかもしれないが、高知の地方でこういう作品が撮られていて、そして今写真集として出版されたということは、とても新鮮で目から鱗な感じ。

 かんたんに駆け足の紹介だけど、もっと話題になっていい作品。2800円と安価です。
by atsushisaito | 2014-12-18 12:20 | 写真集 | Comments(0)
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