きく家@金沢

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 香林坊から少し歩いたところの中央味食街という飲兵衛横丁みたいなところにあるお店。いい風にいえば味のある、実際はまあボロっとした横丁なのだけど、きく家そのものはとても綺麗。まずそのギャップが嬉しい驚きで、でもやはりお店はとても小さく、カウンターで6席ほど。奥に座る人が店を出はいりするには、扉近くの客に協力してもらわないといけないくらいに狭い。
 メニューのようなものは存在しなくて、おまかせで刺身、もしくはおまかせでお寿司のどちらか、または両方。最初にビールをいただき小鉢のマグロの中落ちユッケから。そしてカウンターに置かれたお皿にお刺身が次々とのせられる。連れてきてくれた人とお話をしながらだったので、ほとんど板さんとは話すことはなかっが、お隣のおばさん達は、いろいろとお魚について教えてもらっていた。どのお刺身も美味しく、でもお刺身から握りに変わるときに、お皿に盛られたみょうがと山葵が下げられてしまったのは残念。わさびで飲むのが好きなのだけど。
 新たにお皿が置かれて、握りが一貫ずつ盛られていく。どのお寿司も一仕事加えたもので、そしてシャリは小振り。いつもいく回転寿司とは雲泥の違いだなあ、とふわりと口の中に消えていく絶妙な握りを堪能した。適当なところでストップをかけてお会計。ビールの後に石川の日本酒を2本、これで一人7千円くらいだったから、かなり安いかと。もちろん7千円という価格そのものは自分には高いけど、 食べる場所によったら簡単に一万円を超える内容だと思う。 
 
by atsushisaito | 2015-01-04 12:51 | 飯@23区外 | Comments(0)