Adam Lach 「STIGMA」

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self-published, 2014, edition of 600 (350 English, 250 Polish),

 ポーランドの作家。ポーランドの写真家といえばSputnik Photosの作家の活動が近年目立つけど、それとは関係ないみたい。情報がないだけで、どこの国でも活躍している作家はたくさんいるのだろうけど、しかしこれだけポーランド出身の作家が目立って活躍してるってことは、やはり他国より抜きんでたなにかがあるのだろう。 とはいえ、 Ania Nałęckaのインタビューを読んだ感じでは、写真集を作るときに専門のデザイナーがほとんどいなくて、ただ写真集を作れるというだけで、声をかけられて困るという問題もあるとか。
 というわけで、ここしばらくはポーランドの写真集といえばAniaがデザインする本ばかり購入していたけれど、これは久しぶりに違うデザイナーの作品。だけど、クレジットに名前がないので、もしかしたら作家本人が手掛けたものかも。パッチワーク的な切り替えしが素敵なカバー。編集にはSwell(Aniaがデザイン)がヒットしたMateusz Sarelloの名前も。
 ポーランドに暮らすロマを撮影した作品。 ロマという言葉には馴染みがなくて、ジプシーという言葉の方がしっくりくるが、あまり適切ではないみたい。 stigmaという物々しいタイトルだが、決して彼らの暮らしぶりを悲壮的に描いたものでもなく、また逆に美化したものではない。合間合間に、暮らしている人達にインタビューしたテキストを挿入しているが、そちらは写真とは裏腹に波乱万丈なストーリーが並び、写真との対比が面白くもある。 
by atsushisaito | 2014-11-12 12:00 | 写真集 | Comments(0)
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