2014年 10月 15日
Stephen Gill 「Talking to ants」
published by Nobody, 2014,
何部出版されているのか、ちょっと情報がない、、。以前にどこかで見たような気がしたのだけれど。special editionが100部ということなので、1000から2000部くらいは刷ってそうだけど(Outside in はphotoworksとAMCの共同出版で1250部だった)。 2010年のBrighton Photo Biennialで発表されたOutside Inと同じ手法で制作された作品。
その地域のものをカメラにいれて写しこむことによって、視覚的にも幻想的で美しく、そして場所とその場所にあるものをカメラの中で融合させフィルムに焼き付けることによって表現される新しい世界が、なんとも斬新で素晴らしい。 いろいろと実験的なことをやってきたGillならではの作品。
Outside Inの小さな版型の本も素敵だったが、少し大きくなったこちらので観るのも、作品との距離感がまた違って来て面白い。