2014年 08月 20日
Vladislav Krasnoshek and Sergiy Lebedynskyy 「EUROMAIDAN」
published by RIOT Books, 2014, edition of 250,
ウクライナ情勢に全然詳しくないので、最初にこの本を手にして初めてEuromaidanという言葉の意味を知った。もともとEuromaidanとは広場の名前で、そこがしばしば市民運動の拠点となったことから、デモそのものもEuromaidanと呼ばれるようになったとか。 ハンドメイドっぽい荒い作りがなんとも写真と合っていて、とても素晴らしい。 撮影から出版にいたるまでのスピードも、この本を即座にsold outにした理由の一つでもあるだろう。全てが終わったあとではなく、いまだ渦中の状態。ユーロ加入中止から、現在のクリミア危機まで発展してしまい、平和ボケしてる私からは想像することも難しいのだが、こういう一冊を手にすることにより、より切実な状況の一端を知ることができる。