Alec Soth 「Dog Days, Bogotá」

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published by Steidl, 2007

 ソス夫婦がコロンビアのボゴタで、養女を貰い受けるために滞在した二ヶ月間に撮影された作品。 夏を意味するDog daysと、単純に犬好きなところをかけているのだろうか。愛らしい犬がたくさん登場する。 冒頭に養女の産みの母親が娘にあてた手紙の中の言葉が紹介されている。 短いながらも子供の将来を願うやさしい言葉。あとがきには、この母親とは会えなかったと書かれていた。
 いつもは大判カメラを使用するソスだが、この作品では66のフォーマットで撮影されている。とはいえ、それほど視点が大きく変わるわけでもなく、ややフットワークの良さがあがっているものの、かっちりとした美しい作品。 不思議な写真が一枚。明らかに娘のために作られた写真集だと思うのだけれど、交通事故現場の死者の写真が作中の一枚挿入されている。 一連の共通した色調のせいで、一見その異様さは気にならないのが、やはりよく見るとグロい。 彼女のために、彼女が生まれた場所を舞台にした作品で、世界はこんなに美しいけれど、美しいものばかりではなく、こういう現実もまた世界を構成する側面である、というソスの娘に向けたメッセージであると勝手に解釈してみた。
 
 カバーのついた写真集から、そのカバーを外して見るということはないのだけれど、twitterでそのカバーの下がなんとも愛らしいものだったので、外してみてみた。表紙の犬をかたどった形の箔押しで、カバーがなくてもこれだけで十分素敵な表紙だった。 さすが。よく考えてみれば2004年のSleeping by the Mississippから昨年のLooking for Loveまでの間に出版されたソスの写真集で、カバーがついている作品って実はこれだけ。 ソス自身は本当のDog Days, Bogotáのジャケットはこのカバーを外したものだと、考えていたりして。
by atsushisaito | 2013-07-20 13:28 | 写真集 | Comments(0)
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