Cristina de Middel 「The Afronauts」

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 2012年で、もっとも話題になった写真集のうちの一冊がこのCristina de MiddelのThe Afronautsのということに異論を挟む人はいないだろう。 セルフパブリッシングでありながらPhoto Eyeでは堂々一位の7セレクション獲得。 パリフォトファーストブックアワードのファイナリスト、そしてDeutsche Börse Photography Prizeにノミネート。 たった750冊限定の小さな写真集が注目を浴びた理由は、写真はもとよりそれをしっかりと支えたコンセプトの面白さに加え、デザインの秀逸さにある。
 コンセプトは、アフリカのザンビアで1960年代に実際にあった宇宙計画。ザンビア人の11人の飛行士とネコ(作中ではそう書かれているが、12人と10匹の猫という説も)を火星に飛ばすという、いまだどこの国も成し遂げていないことをEdward Makuka Nkolosoという人物がやろうとしたわけだが、資金不足や飛行士候補の17歳の女の子が妊娠してしまうという不祥事などもあり、結果一度もロケットを飛ばすことなく計画は頓挫したというストーリーをモチーフに、Cristina de Middelが再構築したフィクション。
 出版当初、アフロノーツというタイトルと数枚の写真をちらっと見て、なぜか僕のなかではマンガのアフロ田中とイメージが重なり、ちゃんとみることなくコメディっぽいものかと判断してしまい、それはあんまり欲しくないなあ、と買わなかったのだが時間が経つにつれ話題に上ることが多くなり、これはコメディとはちょっと違うのか?とストーリーなどに目を通したらこんなに面白いコンセプトだったことに初めて気が付いた。 その時にはすでにあらゆる場所でSold outという事態で、機を逃してしまったことにようやく気付いた。 作家本人に連絡してみると、リミテッドエディションならある、ということで50部限定のプリント付きを最近購入した次第。 
 やはりインターネットで得られる情報だけではなくて、店頭で実際に本を触ってみないとわからないことも多い。750部って日本に出回らないくらいの少部数ではないけど、この本に関しては店頭に並ぶことはなかったんじゃないかなあ。flotsam booksで2冊扱っただけ? あと持ってる人はネットで海外から購入した人だろうなあ。ちなみに2ndは出す予定はなし。 現在新作を準備中とのこと。こちらも楽しみ。
 
by atsushisaito | 2012-12-21 11:58 | 写真集 | Comments(0)
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