Alec Soth 「Looking for Love, 1996」

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 1996年のミネソタのドラッグストアで白黒フィルムを現像に出していたら、それは僕が現像して焼いているかも、、、。 当時26歳のAlec Sothは今のような現代アメリカ写真界を代表する一人の作家ではなく、昼は勤めるラボの暗室で他人の幸せな家族写真のプリントを、それが終わるとバーで酒を飲むという生活を繰り返す日々。 暗室の闇から酒場の闇の中を行きかう生活のなか、やがてSothは自分の写真を撮り始める。 タイトルのLooking for loveという言葉そのまま、写真集に収められている写真からは、青年の孤独の闇の中から世界の明かりにすがるようなせつない視線を共感することができる。 
 ラボでの仕事の合間に自分の写真を焼き、それを体に貼り付けその上から服を着てこっそり家に持ち帰ったという。とにかく撮って焼いての日々の中、いつかなにかが始まるのを夢みながら。
 小さい造りの本だけど、傑作。 コンセプトも完璧。タイトルもこれ以上はない(さすがタイトルにうるさいだけある)。印刷もとても綺麗でもういいところしかない、、、。 2012年のベスト。 オフプリントの会場でAlec Sothからサインをもらい握手してもらったことも、僕の中では思い出になった出来事。
by atsushisaito | 2012-11-24 16:02 | 写真集 | Comments(0)
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