薄井一議 Usui Kazuyoshi 「昭和88年 」

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 これもTHE PHOTO / BOOKS HUB TOKYOで購入。 Zen Foto Galleryから出版で、装丁は町口覚。肌触りのいい薄いピンクの表紙に、カラーバランスが狂った花の写真。 けばくなりがちな組み合わせなのに、どこか上品さすら感じる装丁。 このスリップケースもいいなあ(孤独のグルメの井の頭五郎風に)。うん。写真集といったらスリップケースだろう。 
 描かれる世界は、昭和が続いた架空の時代、平成になることなく派生したパラレルワールド。 撮影は飛田新地など、時間軸がほかの地域と違う場所で撮影されたみたい。 なるほど、確かにここは昭和といまだ地続きだ。 やはり特筆なのは色使い。 古びた光景なのか新しい光景なのか、退色を匂わせる色合いを持ちつつ、捻じれたまま進行していく時間という狂気を含んだ鮮やかさを放っている。
 ちなみにこの写真集、International Photobook Award 2012にノミネートされている作品。 前年度出版された写真集が対象で、一般投票でbest bookがさらに選ばれる。 開催地のパリの人達にどういう反応されるのだろう。 けっこういけそうだと僕は思う。 もちろん展示を企画しているCriminal Investigationが選ばれると最高なんだけど。 Nico Krebs & Taiyo Onoratoなんかきそうな気配w でもどの本が獲ってもおかしくない。
  
by atsushisaito | 2012-04-05 15:42 | 写真集 | Comments(0)
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