畠山直哉 Naoya Hatakeyama 「テリル」

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 フランス リールのLight Motivと東京のTaka Ishii Galleryから出版された畠山直哉の新作(去年のものだけど)。 
 フランスの北、Nord-Pas-de-Calaisに2009年からのレジデンスで滞在したときに制作された作品。 いまでこそユーロスターのおかげで街は多少なりとも潤っているみたいだが、元は炭鉱で栄えた街で、それが閉鎖された約30数年前の当時は失業者で溢れていた。 その炭鉱の街であった名残が、この人工の山、「テリル」だ。
 日本でも、採石所などの近くにはぼこぼこと小さい山を目にすることができるけど、これだけのものはない。 最大でも188メートルの高さを持つのだとか。 作品を見てもその光景は圧巻。 実際にその場所に自分がいることを想像するだけで、ぞくぞくする。 もっと大きいサイズの写真集で見たかったなあ、とも思うが、とにかく美しい一冊。
 限定500部という文字を本屋さんでもちらほら見るのだけど、日本でTaka Ishii Galleryが版元として取り扱っているのが500部というだけで、フランスの方では3000部くらいは刷られている(と、聞きました)。
 
 舞台となったNord-Pas-de-Calaisっていうところは、海を隔てているといはいえ、かなりロンドンに近くて第二次世界大戦当時は、ここからドイツ軍がロンドンに向けてロケット弾打ち込んでいたみたい。 是非行ってみたい場所だなあ。
by atsushisaito | 2012-02-05 13:05 | 写真集 | Comments(0)
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