初川名

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 昨日の記憶ながらすでにうろおぼえ。

 野口靖子 写真展 「雛列車」@ビジュアルアーツギャラリー

 「小さいものを「ヒナ」と呼ぶそうです。冷たい雨の日に、巣立ちに失敗したヒヨドリの雛が庭に落ちていたことがありました。ヒナを拾いあげた母はさっそく、長い虫がいっぱいに詰まったカップを釣り道具屋から調達し、割り箸で一匹ずつつまんで与えはじめました。ヒナは虫を嚥み下してはまた大きくくちばしを開きました。口に挿しこまれるのが割り箸なのか、親鳥のくちばしなのか、自分の境遇についてまるで無関心な様子で、時折ぷるっと毛を逆立ててみたりするのでした。セルロイドのような黒い小さな瞳は何も映してはいないようでした。その表情の無さは雛飾りの人形を思わせました。
そのうち、親鳥が枝の上から私達を監視し、軒先を襲いはじめ、母は干そうとしていた洗濯物でたびたび頭を覆うようになりました。とうとう私達はヒナを落ちていた場所へ返しておくことにしました。無事に巣立ちを果たしたのかはわかりません。
ヒナはそこからいなくなっていました。」

 僕は結果的に死のイメージをこの文章から感じ、写真を見たのだけど、もしかすると作者の意図はもっとほのぼのしたものなのかもしれない。1600ぐらいの粒子の荒い写真。写真それぞれふくみをもったいい写真なんだけど、どうも全体で感じることができない。閑散としたギャラリーを何度もくるくる回ってみるも、自分の中でタイトルと作品がつながらなかった。二日酔いだからか?

 エチオピア@高田馬場

 ビジュアルアーツギャラリーをでてモペットでブイーんと明治通りに向かうと、目端にエチオピアの文字が。DANCYUのカレー特集で見た事あるぞ、というわけで二日酔いのくせにカレー。チキンカレーを注文。辛さは2倍で。すごくスパイスの香りが強い。これに比べるとココイチなんかボンカレーやな。ただ、食べ慣れている味でもないので、味わかってんのか?といわれるとなんとも答えられないんだけど。これでわからんとか行ってたらアジャンタに行くとびっくりするんやろなあ。

 海外著名写真家展 『ポートレート』@写大ギャラリー

 学校が休みなので、ギャラリーには僕一人。贅沢な空間だなあ。ナダールの写真は写真集よりオリジナルの方が綺麗。当然なんだけど。アボットの写真に写るアッジェは憔悴しきった老人。アボットができたプリントを持って訪れるとすで死んでいた、というのもうなずける。ドアノーだっけ?ピカソの写真は。ユーモアの極地。顔がにやけてしまう。すごくよかったです。

 杉本尚隆写真展「day light―‘05」@プレイスM

ストリートスナップ。最初はTokyo Nobodyみたいなコンセプトかなあ、っと見てると人もいるし違うな、と。タイトル通り明るい日差しのもとで綺麗な写真です。よくわかんない。

 銀晶 Sun☆Sun Project@ルーニー

 ノーコメント。

 笹岡啓子「観光 KANKO」@フォトグラファーズ ギャラリー

 感情がないのっぺりとしたいい作品なんだけど、どうしても頭から野口里佳のイメージが離れない。たぶん、どっちも頭のいい女性なんだろうな、と思う。こういう知性も僕の写真にあれば、、、、、。

 大上真一『楽しみと日々』@コンテンポラリーフォトギャラリー
 
 スナップ。ほんとつまらない。

 川名@阿佐ヶ谷

行ってきました! お店は満員でちょっと待ち。店に入って席につく。評判通りの居酒屋。壁に貼られてるメニューや、その日ごとに書き換えられるホワイトボードを見てるだけで楽しいし、注文して食べておいしい。値段はそのへんの居酒屋の半値ぐらい。焼き鳥もおいしい。煮込みが品切れで食べられなかったのは残念。不満は生がスーパードライっていうことかなあ。350円のグレープフルーツサワー頼んで、グレープフルーツ半分一緒にでてくる店なんかないでしょう。頼んでないけど。おいしそうだった。 帰りのさい、会計で6400円ていわれて、いやあそんなに飲んでないけど、、、と思いながら万札をだすと、会計した店主みずから、いやあおかしいぞ、うちはこんな客単価高くないはず、、とレシートを調べると3200円多いことが判明。すいません、すいません、ときちんと謝ってくれ二人で3200円でした。安いでしょ。生ビール、レモンサワー×2、ゴーヤチャンプル、トビウオの刺身、カリフラワーサラダ、焼き鳥10本くらい、サービスのチーズ、お通しはなぜか苺。
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by atsushisaito | 2005-05-04 23:54 | Comments(0)
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