牡蠣

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 朝、ホテルで朝食を食べたあと釧路から野付半島へ。 寒い思いをたっぷりした後、厚岸に向かった。 野付半島といえば僕の中ではホタテだ。 どこかでホタテは食べられないものかなあ、と思ってたら漁港に鮮魚店をみつけた。 コマイの干物を店頭で作っていた。 おばちゃんにホタテはここで食べられますか?と聞くと、少しきょとんとして、ここで食べるの?と返ってきた。 剥くだけでいいの?という嬉しい答えも帰ってきたので是非ともとお願いした。 
 目の前で開けられたホタテ、真ん中でさくっと二つに切ってもらった貝柱をなにもつけないで食べた。 その甘さと歯ごたえに、ここまで来てよかったと思える実感を得ることができた。 この天然のほたてを4つも剥いてもらってしまった。 貝柱以外のところを捨てるのにはもったいなあ、と思ってしまったがしょうがない。 ちなみに去年の猛暑でホタテは例年より値が高いとのこと。

 厚岸について厚岸漁協直売店のAウロコへ。 ここは久しぶりの再訪だ。 厚岸には道の駅にコンキリエという厚岸の名産である牡蠣を食べられる施設があるので、ここはどちらかというとお土産に魚介を購入して送る人のための施設。とはいっても地元の人も購入しにくる場所なので、値段も安い。 だけど、調理してくれるわけでもないし、食べることができるスペースはトイレの近くのほんの小さいスペース。 そして、そこには電子レンジが2台と牡蠣をむくやつや割り箸くらいがあるだけだ。
 売り場で購入した牡蠣をそこに持って行って、まずは生牡蠣でいただく。慣れてないので剥くのに一苦労だが、鮮度という点でこれに勝る食べ方はないだろう。塩水が残っていて塩味は強いのだが、旨い。 だけど、牡蠣は加熱するとされに旨い、いやとんでもなく旨い。 牡蠣を貝殻ごと皿に並べサランラップをかけて数分。 開いた牡蠣を開けるとプリンとした身が。 ぷつっと真ん中あたりに歯をいれると口の中に汁がほとばしると同時に旨みが舌の上に瞬時に広がり、思わず顔がほころんでしまった。 牡蠣、美味しい。
 残念ながらシングルシードのカキえもんはなく、マルえもん(前はこんな名前ついてなかったような)のみ。 その他、ホッキ貝も電子レンジでチン。 つぶ貝もチン。 調味料いらずでいくらでも食べられる。 せっかくだから厚岸産のウニも。 色合いはよくないけど、味はよかった。
 正直、大人が電子レンジで牡蠣をむさぼり、そして売り場へ戻り、また電子レンジへ戻り、っていうのは観光客もいないこのシーズンには我ながら異様な感じもしたが、そんなこと気にしてもしょうがないので、また行こうと思う。 やっぱり冬がいいな。
by atsushisaito | 2011-01-20 19:45 | 飯@23区外 | Comments(0)