天龍@銀座

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 先日、初めて餃子の王将で天津麺なるものを食べたのだが、その料理になんだか納得いかなくてリベンジ。 ここはバナナのようなでかい餃子で有名なのだが、天津麺の文字が目にとまったので注文してみた。 980円も出せば美味しい天津麺を食べられると思ったからだ。
 しかし、登場した丼を見て唖然とした。 グレードは多少なりとも上だとはいえ、それほど王将とビジュアルの違いがなかったからだ。 いや、玉子部分にしても麺や汁などは王将とは比較にならない旨さなのだが、この天津麺という料理の欠陥と感じられた部分が寸分違わず合致していたことに唖然とした。 
 まずは王将で食べた時の落胆から。 ようするに天津飯にのせる玉子を麺にのせただけのシンプルのものに、塩餡を軽くかけたもの。 火が通り過ぎて麺とまったく絡まなかった。 例えば天津飯(丼)を食べるときに、ご飯と玉子の一体感が欠落したものに誰が喜びを感じるであろうか。 玉子部分を箸で分離しながらわざわざ麺と混ぜる作業も煩わしく、いらいらとさせられた。 それを食した時、この天津麺は異常であって、本格的な天津麺は玉子部分がとろとろの仕上がりで麺との一体感が素晴らしく、これこそ天津麺である、といった風情のものを夢想した。 しかし、現実はどうであろう。 銀座一丁目の一等地で高級中華ではないものの、行列ができる有名料理店、980円もの値段の天津麺の玉子部分はしっかり固焼きであったのだ。 これが現実か、、、、。 数秒の走馬灯を脳裡に浮かべた後に箸をつけた。
 さすがに玉子部分は王将と違い、分厚く具もわりと入っていた。 だけど、全然ダメ。 麺と一緒には食べられないもの。 なにかむなしさを感じながら食べた。 麺や汁も王将より遥に旨い。 ま、これはそもそも王将なんていう店を比較に出してることがおかしい。 冷静に客観的に判断すると、麺が太くてほどほどに旨いといった感じ。 
 それにしてもこの天津麺、という料理。 かなり安易な発想のもとに生まれたのだろうか。 単にメニューを一品増やしたいがために考案された地雷的料理ではないだろうか。  だが、まだ王将、天龍の2店でしか食べていないので、結論を出すにはまだまだ早い。 徒労にならなければいいが、天津麺への探究はもう少し続けよう。
by atsushisaito | 2010-08-21 21:33 | 飯@銀座 | Comments(2)
Commented by キーサン at 2010-08-22 12:32 x
何度もコメント、スミマセン。
天津飯(丼)は喰いますが、天津麺はほとんど喰いません。
おっしゃる通りで、玉子焼きと麺は合いません。
saitoさんのイメージする「天津麺」は「広東麺」と呼ばれているメニューかもしれません。
銀座にまた行かれた時「中華 三原」へ行ってみてください。
そちらの「広東麺」はイメージされているものに近いかも知れません。
但し、夏の暑い日に行くのはオススメしません。
ボロボロの店は冷房も効かないので汗でビッショリになります。
Commented by atsushisaito at 2010-08-22 20:01
お薦めありがとうございますー!チェックしときます。
涼しくなってから行きます。
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