2009年 12月 14日
松扇@新井薬師
蕎麦界でもけっこう知られている有名店(だと思う)。 僕は基本的には蕎麦前で飲んで、蕎麦で締めるという形の食事はしない。 というか昼から飲むことが好きじゃない。 だから、何度かこの店には行ったことがあるのだけど、創作系の料理は食べたことがなかった。
この日は、昼。 だけどいつも蕎麦ばかりなので、たまには単品でも食べるか、ということで、天ぷら盛り合わせと出汁巻き玉子、そしてせいろ大盛り。 写真の天ぷらは第一陣で、このあともう半分出てきた。やはり酒で油を流したくなる。 玉子焼きはとろとろでおいしい。 だけど、蕎麦屋で日本酒ってけっこう高くついちゃうんだよなあ。この店も一合1000円くらいの値付けで日本酒が。 もっと安いのもあるが、それでも僕には高い。 それこそ近所のマチダヤで一升3000円くらいでおいしい酒が買える環境なので、なおさら。 ま、そんなケチくさい考えを持ちながら飲むのは心にもよくないので、考えないし、飲まない。
で、蕎麦。 これが本当に大盛り、で、汁もたっぷり。それは嬉しいのだけど、かなり固めな蕎麦。あまり香りも感じられず、また汁のガツン度も低い。 蕎麦のレベルはあまり高くないのでは、と思う。
原料にはこだわりがあるのだろうけど、
蕎麦も汁もあの価格は納得できない。
出し巻きの姿は素人の作品のよう。
あ、器が高そう。
しかしこの店、話題になるほどの蕎麦屋じゃないです。
東京西部の蕎麦屋不毛な時代の中の一店だと思います。武蔵野そばも。
田舎風なのに威張ってしまった感。味と対価がつりあわない。
この程度なら以前あった「みはら」を見習ってもらいたいものです。
最近はちょっと足を伸ばせばこの辺りでもうまい蕎麦屋はありますね。十三とか。
またぐちってしまった。ごめんなさい。