2009年 05月 19日
八千代@築地場内
11時前にふらふらと場内へ。平日なので空いているのではないか、という期待は見事に裏切られる。観光客が凄い。そしてみな大和寿司と寿司 大に並ぶ。いちおう一通りいろんなお店の前を通ると、この他には高はしにちょろっと列ができていただけで、お目当ての八千代にはすんなりと入ることができた。
注文は海老、アジそしてホタテの盛り合わせ。海老がでかい。立派な海老、頭から尻尾すべて喰らった。ホタテは中央半生な火の通し。かぶりついて引き裂いたところから見える断片の生から火が通ったところまでの白のグラディエーションが、美しい。 そしてアジフライ。どうしてこんなにふんわりしているのだろう。なにかリアクションをとりたくなるほどな口当たり。そのままでももちろん美味しいのだが、やはりアジフライにはソース。 ソースで彩られたフライを噛みしめる。口の中に旨みがひろがる。そこに白いご飯をたっぷりとほうりこんで、わしわしと顎を動かす。 口腔から喉、食道から胃へと移動を果たすアジフライとごはん。舌のまだその余韻が消えぬあいだに味噌汁を啜り、おしんこをぱりぱりと歯で刻む。
いつのまにか空っぽの器が並んでいた。
帰りは場外で鰹節を購入。