2024年 03月 19日
View from my hotel window 函館大沼 鶴雅リゾート エプイ
一番安い部屋でよかったのだけど、シャワールームのみとのことで、露天のお風呂付きの部屋に。aupayスマートパスのreluxのクーポンでお安く泊まることができた。
なんというか、どれもソースが創意工夫で美味しくて、こういう世界があるのだなあ、と思ってしまった、フィニッシュが出汁茶漬けなんだけど、この出汁が凄まじく美味しかった。酒は最初にシャンパン、それからグラスで赤ワイン。こういうところでは酒の値段がいまだに怖い。
もし次に大沼に来れたら、ここにまた泊まるお思う。良いホテルだった。
2024年 03月 18日
菜華@中野
今回は昔ながらの中華そば。通常の支那そばなどよりシンプルな味。たぶんベースのスープは同じだけど、カエシのタレをシンプルにしているのかと。スープそのものが十分な厚みがあるので、物足りなさは全くなく、むしろスープの出汁を味わうのに最適な選択かと。
どこか忘れたけど、そういうラーメン屋さんが昔あったなあ。化調なし、タレなしのなしなしって感じの注文ができるお店。行ったことはないのだけど。
ご飯ものをつけたのだけど、チャーシューを直前にバーナーで炙ってくれて、それが香ばしくて美味しかった。ご飯にネギ増しできるなら有料でいいからお願いしたいところ。
2024年 03月 17日
わかさぎ釣り
行ったのが午後の15時くらいだったので、時間的なものかなあとその時は思った。午前中の方が釣れるらしい。
こっちはハードモードで、まずは釣り針に餌をつけるところから始める。最初はおじさんがやってくれる。そしておじさんがこうするんだよ、と見本を見せてくれるとものの数秒で1匹、そしてまたまた1匹。昨日と嘘みたいに釣れる。
そして自分もやってみると、おじさんほどではないけど、次々にワカサギを釣ることができた。ただし、餌を付け替える時にピンク色に染色された生きたうじ虫を針に刺して、その体をハサミでチョッキンするというけっこうしんどい作業もあって、これはこれでキツイなと。うじ虫も針も小さくて刺すのが大変。
2024年 03月 16日
八九屋@中野
八九屋セットを注文。ドリンクと串焼き5本のお得なセット。飲み物はホッピー。串はレバ、タン、つくね、丸ハツ、それにカシラ。どれも美味い。お野菜も食べたいと思い、ピーマンニンニク味噌も注文。このニンニク味噌が良すぎてピーマンとはもちろん、ピーマンがなくなった後もつまみとして舐め尽くしてしまった。
ホッピーの中(お代わり焼酎)を何度かいただき、つつ低温調理のレバ刺し。ここのレバ刺し、低温調理が上手なのか歯応えがしっかりあり生のレバ刺しとは別物の美味さに仕上がっている。
残念なことに喫煙可。幸いなことにひどいチェーンスモーカーには遭遇してなく、今のところなんとか許容範囲なのだが、これはお店のルールなのだから自分が臨機応変に対応するしかない。
八九屋 前回 https://atsushis.exblog.jp/33189810/
注文はマッシュルームチーズ巻き。2軒目ということもあるのだけど、これが美味しすぎて心も腹も満たされてしまうんだな。追加で新生姜巻きも。それからホッピーがなくなるまで飲んで、ご馳走様。
2024年 03月 16日
展示と飯 「中平卓馬 火―氾濫」
自分が学生の頃、一番好きな作家が中平卓馬だったのだけど、自分が好きな中平は「来るべき言葉のために」の中平で、それ以外の部分には興味を持っていなかったと思う。名作を生み出した後にアルコールで倒れて記憶喪失になった、なんてアウトローな人なんだ、と惚れていた。雑誌のデジャブと森山大道のエッセイくらいしか情報源がなくて、今ほどインターネットも充実してなかったし、狭量な視野になってしまうのはある意味仕方なかったのではないかと思う。それゆえ、記憶喪失後のカラーの縦位置の作品(そこに至るまでたくさんあるのだけど)は全く理解できなくて、正直ディスってしまうくらいに好きではなかった。
そんな狭い視野で捉えていた中平という作家を、今回の展示は綺麗にその凸凹を埋めてくれていった。自分が好きだと思ってた中平というのは、展示会場入って右手にスライド展示されていた「来るべき言葉のために」のみであって、それ以降の記憶を失うまでの作品、そしてその後の活動を見せてくれて、凄まじく充実した展示になっていた。あまりの充実さに目から鱗が落ちたような気がした。
とりわけ記憶喪失後の日記の展示。当初はしっかりと文章が書けていたのに、その後に徹底的なミニマルさで言葉が削られていった。それと比例して写真も縦位置の素人然としたようなカラー写真へと変わっていった。しかし、それが壁面に並んだ様は圧倒的な迫力をもって、一切の言葉を持つことが許されないテンションを帯びて、中平が記憶を失う前に提唱した「植物図鑑」を体現していた。これがなんとも圧巻なんだよなあ。2011年の大阪のコムデギャルソンのギャラリーでの展示はこの5倍の点数(今回は60数点)だったというから、それはえぐいなと。なんで見てなかったのか。でももし見れていても、素直に理解できなかったかもしれないなあ。
今のところ2回足を運んだけど、あと1回くらいは行くと思う。図録もたっぷりの情報量で面白そう(まだ発売されていない)だけど、これは無理してでも展示会場に足を運ぶべき。
今回は赤坂飯店の分店に。パレスサイドに二店舗ある中華屋さんのカウンターがあって気軽に行ける方。注文は坦々麺。名物だそう。時間的にランチのピークは終わって客は自分1人。完成した坦々麺を店員さんが持ってきてくれたのだが、レンゲがない。あれ?ここってそういうお店?でも具のひき肉なんかレンゲないと食べられないんじゃって思ったのだが、、、。でも昔気質のお店で、汁は丼から啜るべしというお店だったらどうしよう。色々考えながら食べていたのだけど、やっぱ無理だわと思ってレンゲってあります?と聞いたら、普通に忘れていたそう。
自分は存在感がないので、こういう引きは強い。飲食店で、え?何しにきたんですか?的な対応もたまにあるくらいなので。
それはともかく、坦々麺、普通に美味しいのだけど、普通すぎる。というか坦々麺という食べ物って旨さの天井が低いというかラティチュードが狭いというか、どこでもそれなりに頂点まで簡単に到達してしまって、そこからの差別化って非常に難しい一品なのではないかと思う。
いや、美味い。でもカップラーメンの坦々麺も美味しいよねっていう。いや、カップラーメンと比べるのは失礼、、、、かと思いきややはり胡麻ペーストが支配的すぎて旨さへのこだわりがなかなか表面化しにくいのではないだろうか。今思い返しても超絶美味い坦々麺もないし、不味い坦々麺もないし、なんだか考えると頭を抱えてしまいたくなるような。
展示と飯 「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」https://atsushis.exblog.jp/33101777/
展示と飯 「ソール・ライターの原点」https://atsushis.exblog.jp/33060745/